甘ちゃんの人生のはなし

私は人生のいろんなことから逃げてきた。それはもう、いろんなことから。

家族友達等の人間関係から、学校や職場という社会から、いろんなことから逃げてきた。いろんなことが怖かった。いや、今でも怖い。

そうやっていろんなことから逃げてきたせいで、だんだんと人生に綻びが見えてきた。

 

人間関係から逃げてきたせいで、人とまともに話すらできない。
社会から逃げてきたせいで、社会人らしい生活がまともに送れない。

25歳になって、やっと同じところで定期的に働けるようになったけれど、未だにいろんなことがうまくできていない。

悔しいし、恥ずかしいし、情けない。本当に甘ちゃんだと思う。いろんなことに対して、考えが甘いのだ。

 

先日、職場の先輩から色々とお話を聞く機会があった。その先輩の話を聞いていると、自分は本当に自分に対して甘いなと思った。そして、生きることに対しても考えが甘いと思った。

普通の人ががんばって乗り越えてきたことを、自分は逃げ出してきてしまった。今だって、よく逃げ出してしまう。自分の弱い心に甘えてしまう。それじゃあいけないのに、どうしてもそうしてしまう。

先輩は「意志の問題だ」と言っていた。私の精神病のことも含めて、意志の問題なのだ。みんなそれぞれ、いろんなことを抱えながら生きている。それでもがんばって生きている。私はどうなのだろう、頑張れているのか? なんとかみんなに追いつきたい一心でやっていたけれども、今は自分の今までの行動が「がんばっている」と言えたのか、よくわからない。

 

もしも、今若い人でひきこもりの人がこれを見ていたら、言わせてほしいことがある。

今のうちにがんばって。たぶん、まだ若いあなたならいろんなものを取り戻せるから。

私はどうにも自分がわからない。この先、がんばったところで、何も取り戻せないかもしれない。普通の人にはなれないかもしれない。

とりあえず生きる。今はそれしか考えたくない。