仕事に生きがいなんて求めない方が良い

好きなことを仕事にするのが夢だった。
自分にとって苦にならないことを仕事にできるのはどんなに良いだろうと思った。それで人を喜ばせることができるのなら尚更に。

けれど、この本によると、どうやらそれは間違っているらしい。

 

 

 著者の宮台真司先生はこう語っている。

仕事をする人に生きがいをあたえるために、仕事があるんじゃない。

14歳からの社会学宮台真司著)…p112 

ちょっとびっくりして、こうも思った。

「それじゃあ、人間は生活のために身体も心もボロボロになるまで働いて、その結果何もかも壊れて人生を台無しにするのが正しいっていうの?」

しかし、宮台先生はそう言いたいわけではないようだ。
むしろ、幸せになるためには、仕事以外のことに生きがいを求めた方が良いと語っている。

 

宮台先生が言うには、幸せになるには「最低限これがあればいい」のトーナメント選をやるといいらしい。

そうして、必要のないことには見切りをつけ、その「最低限」を維持するのに合った条件の仕事を探す。そうして、自分が幸せになる方法を探していく。

 

よく「自分の好きなことを仕事にすることが大事」と言われる反面で、「いや、そんなに人生は甘くない」という意見も聞く。

けれど、本当は自分が幸せになることを前提に仕事を探すべきで、そのためには仕事に生きがいを求める必要も人生に諦めをつける必要もないのかもしれない。

まずは、自分が何に幸せを感じるか。それを維持するにはどうすればいいのか。それを真剣に、とことん突き詰めるべきなのだ。