本当に好きなことってなんだろう

自分が何を好きなのか、わからなくなってきた。

ゲームをするのもつまらない、読書もすぐに集中力が切れて読むのをやめてしまう、絵を描くのもつらい、小説もうまく書き進められない。

今までいろんなことに手を出してきたけれど、本当に情熱を捧げることができたものがあったのか、わからなくなってきた。

少し前までは、小説がそうだと思っていた。何時間も集中することができて、それでいて疲れないのは小説だけだったから。けれど今はわからない。自分の小説が面白いのかどうかすら、判断できない。

 

本当に好きなことって、どういうもの指すのだろう。

何時間も集中できること? 何も報酬がなくても続けられること? それ自体がとても楽しいと思えること?

そう思えるものを見つけたいのに、気づけば私は「メリットのあるもの」を探している。人からの評価や給料を貰えるかどうか、それを続けることによって生活が安定するかどうか。そんなものばかりを探している。

今の自分の状況がとうてい安定しているとは言えないからだろう。どうしようもなく、不安定な状況。指で軽く押せば、たちまち崩れてしまうような生活。

そんな中で、好きなことを探そうとしたって、無理なのかもしれない。

 

ある人は「好きなことを仕事をするべき」なんて言うけれども、本気で何かを愛することはとても難しい。喉から手が出るほど何かを求めるのはよほどの情熱と体力がないと無理なのだ。

今まで文章を書くことが好きだと思ってきた。思い込んできた。けれど、こうして600文字程度の短文を書くことすら、うまくいかないでいる。それなのに、好きだなんて言えるのだろうか。そもそも、何を基準に何かを好きだと言えるのか。

わからない。何もかもがわからない。