世の中に「完璧」なんてないと気がついた

完璧だと思っていた人に、悩みがあることを知った。
それも、人によってはあまりよくない気分になりそうな悩み。あの人を責めてしまうかもしれない悩み。


今まで普通に生きている人、つまり普通に学校に通って、普通に就職して、普通に会社で働いている人というのは、ほとんどの人が完璧なのだと思っていた。道を踏み外す人なんて滅多にいないし、生きているだけで息苦しいなんて感覚も知らないのだろうと。
あの人も、そういう人なのだと思っていた。壁があっても自分で乗り越えるなり壊すなり迂回ルートを見つけるなりできる人。

だから、その悩みを知ったとき、「世の中に完璧なんてないんだな」とふと思った。

完璧な人になりたいとずっと思っていた。生きているだけで息苦しいなんてことがない人、なんでも普通にできる人、人並みの生活を送れている人。
けれど、そんな完璧なんて本当はないのだろう。
みんな生きていると息苦しくなることがあるし、普通にできないこともよくあるし、人並みの生活を送っているようでもどこかが欠けていたりする。

前に母の会社のお偉いさんが言っていた。
「私にだって辛いことはあるのよ」
なんでも思い通りにできて、なんでも手に入りそうなのに、そんな人にも辛いことは襲ってくるのだ。

世の中に完璧なんてない。